2012年10月25日木曜日

芸術表象論特講#11

こんにちは。朝と夜が肌寒く感じるようになりました。それでも、まだ半袖を着ている今日この頃です。

10月17日におこなわれました「芸術表論特講」11回目のレクチャーについて、少しご報告したいと思います。

今回のゲストは、アーティストの三田村光土里氏でした。





三田村氏が作家活動をはじめたのは30歳頃。一般の短期大学を卒業した後、ファッションデザインを勉強し、趣味で写真を撮っていたそうです。その後、アーティストの人たちと接するなど、現代アートと向き合うようになり、好きなことをしようと思って制作をするようになったそうです。

作品は「人が足を踏み入れられるドラマ」をテーマに、鑑賞者がそのドラマを追体験できるような仕掛けを作るようにしているとのこと。
制作には時間をかけ、最低でも半年〜1年以上かけるそうです。アイデアがひらめいて、あれよあれよと作る・・・ということはしないで、その衝動を抑えながら、じっくり時間をかけるようです。

作品について、丁寧な解説をしていただきながら、三田村氏の活動について見て行きました。

それと、三田村氏の作品制作には、音楽がかなり重要になっているようでもありました。


三田村氏は、池田晶紀氏とアートユニットとしても活動しています。その名も「池田みどり」。この夏、NADiff Galleryにて「I Love You, I Hate You.―すきよ、きらいよ―」展が、池田みどりとして開催されました。この作品についての解説や、きっかけとなった映像も見せてもらいました。三田村氏による作品のストーリー解説が、大変面白かったです。


今後の活躍が楽しみになりました。


そんな三田村氏は、近々展覧会に参加されるそうです。

「虹の彼方 こことどこかをつなぐ、アーティストたちとの遊飛行」
会場:府中市美術館
会期:2012年11月23日(金・祝日)– 2013年2月24日(日)
*詳細は府中市美術館ホームページでご確認ください
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/index.html



ちなみに、今回のポスターはこんな感じでした。


「I Love You, I Hate You.―すきよ、きらいよ―」展のDMから


それでは。






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