2012年10月9日火曜日

芸術表象論特講#9

こんにちは。日が短くなって、気がつくとあっというまに外が暗いので、夜が長くなってきました。

9月19日におこなわれました「芸術表象論特講」9回目のレクチャーについて、少しご報告したいと思います。

今回のゲストは、森美術館学芸員の近藤健一氏でした。





現在、森美術館では「アラブ・エクスプレス展:アラブ美術の今を知る」が開催されています。近藤氏は、この展覧会を館長の南條史生氏と共にキュレーションされました。

レクチャーでは、「アラブ」とは何か?ということを中心に、展覧会が出来るまでの課程や、展示作品についてお話してくださいました。

「アラブ」について聞かれると、意外と知らないことが多いのではないでしょうか。ひとつの定義として、「アラブ」とはアラブ人がいてアラビア語を話す人が住んでいる地域のことをいうらしいです。そもそも、「アラブ」という国は存在しないのですが、地域の分け方もかなり曖昧な部分があるようで・・・。聞けば聞くほど、私たちが、あまりにも勝手なイメージを抱きすぎていることに気づかされました。

しかし、「アラブ」に対するイメージが偏りがちであるため、展覧会で作品を見てもピンとこないのではないだろうか・・・。近藤氏は、日本でいうともしくはアジアでいうと何だろうと置き換えて見ると、ぐっと自分に近づいて見ることができるとおっしゃってました。

まだ見に行っていない方は、ぜひご覧になってみてください。一度見た方も、もう一度行くと、何か新しい発見があるかもしれません。「アラブ」世界の多様性を見ることが出来る展覧会だそうです。


「アラブ・エクスプレス展:アラブ美術の今を知る」
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
会期:2012年6月16日(土)–  10月28日(日)
時間:10:00  –  22:00(火曜のみ17:00)
*詳細は、森美術館ホームページで確認してください
http://www.mori.art.museum/contents/arab_express/index.html

それでは。

*今回のレクチャーは、gsgp女子美アートセンター準備室の協力で開催されました。

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